蓄光塗料の種類と特長


蓄光塗料の種類と特長について説明いたします。

溶剤型塗料について(種類)
水性塗料について
蓄光塗料の特長について


■ 溶剤型塗料

●蓄光塗料の樹脂タイプ(種類)

弊社では、下記タイプの樹脂を使用した蓄光塗料を製造しております。 用途、特長などは次の通りです。

樹脂タイプ 用 途 と 特 徴
アクリル系樹脂塗料 アクリル樹脂とニトロセルロース(硝化綿)を配合したアクリルラッカータイプの蓄光塗料です。
金属、木材、コンクリート、樹脂(一部の材質を除く)など、様々なものに使用できます。
乾燥後の被膜は硬くなるのが特徴です。
一般に市販されていえるアクリルラッカーエナメル塗料と概ね同等の塗膜性能を有しています。
屋外での使用も問題ありません。
ビニル樹脂塗料 変性塩化ビニル樹脂塗料です。
上記のアクリルラッカー塗料と同様、様々なものに使用可能です。
乾燥後の塗膜は多少柔軟性があります。
屋外での使用も問題ありません。
ウレタン樹脂塗料 2液混合タイプの変性アクリルウレタン樹脂塗料です。
上記の2タイプの塗料よりも更に高い塗膜性能(耐候性、密着性、強度)を有しています。
屋外使用で特に耐候性を重視される場合は、このタイプをお勧めします。

●基本カラー(発光色)は、の3種類です。
●赤色蓄光塗料は、ウレタン樹脂タイプのみとなります。


■ 水性塗料

樹脂タイプ 用 途 と 特 徴
アクリルエマルション樹脂塗料 エマルションベースの蓄光塗料でありながら、顔料の沈降を抑えレべリング性能が良好で、刷毛などでも塗りやすい塗料に仕上がっています。長期保存も可能となっています。
主に屋内用の塗料として、様々な材料に塗布できます。屋外へ利用する場合は、トップコートの塗装をお勧めします。
このタイプの塗料は強い耐候性はありません。

●基本カラー(発光色)は、の2色です。
(蓄光顔料の緑色は耐水性が無いため、耐水性を付与するための表面処理が必要となります。青色については耐水性に問題はありません。)


■ 塗料の特長について(溶剤型塗料)

●塗りやすい・・・シンナーで希釈しても蓄光材料が沈降しにくく、また厚塗りをしてもタレにくい塗料です。塗布方法はスプレー吹きが好ましいですが、ハケやローラーでも塗布可能です。

●長期保存可能・・・蓄光顔料は比重が非常に大きいため(約3.7)、沈降して固まってしまう(ケーキング現象)という問題点があります。弊社の塗料は、多少の沈降はあるものの、再撹拌すれば分散し、長期に渡り使用できます。

●耐候性が良い・・・蓄光顔料自体は無機材料なので屋外の使用でも殆ど劣化はありませんが、バインダーに使用する樹脂は有機物であるため、少しずつ劣化していくことがあります。強い耐候性が必要な場合は、ウレタン樹脂タイプの塗料をご利用ください。

※ 赤色蓄光塗料については、硫化物系の顔料を使用している為、耐侯性が悪く屋外では使用できません。