蛍光塗料の種類と特長

このページでは、蛍光塗料の種類と特長について説明いたします。

蛍光塗料の種類について
蛍光塗料の特長について



■ 蛍光塗料の種類について

① 蛍光無機顔料 × 溶剤型塗料
アクリルラッカー樹脂をベースにした塗料です。
樹脂液に顔料が分散した形で、半透明な乳白色のイメージの塗料です。

② 蛍光染料 × 溶剤型塗料
クリヤータイプの溶剤型塗料に蛍光染料が溶解した塗料です。
照明下での塗料は、無色透明なタイプです。

③ 蛍光染料 × 水性塗料
水性アクリルエマルション樹脂をベースにした塗料です。
エマルション樹脂ゆえ、塗料自体は乳白色をしていますが、乾燥すると概ね透明に近くなります。



■ 蛍光塗料の特長について

●通常時は白色(乳白色)または無色透明なものですが、ブラックライトを照射すると 赤・緑・青 に発光する塗料です。

●光の3原色である R・G・B カラーモデルにより、各色を混合することで虹色を作ることができます。(3色を混合すると白色になる。)

●①蛍光無機顔料 × 溶剤型塗料は、強い耐候性、耐久性があるため屋外での使用も可能です。塗料の劣化は樹脂に依存します。

●②蛍光染料 × 溶剤型塗料および ③蛍光染料 × 水性塗料は、材料が染料ゆえ高い耐久性はありません。屋外での使用は困難で、屋内でも比較的短期間での使用がお勧めとなります。
使用するキャンバスによっては、インビジブル塗料として活用できます。

●ブラックライトを照射した時の発光強度については、圧倒的に染料系の塗料の方が高い有効性が得られます。